就職したての頃、嫌な仕事の一つに鉄筋の出来形写真がありました
就職したての頃(まだ昭和の時代)、嫌な仕事の一つに鉄筋の出来形写真がありました。たいてい1人でやっていたので、なおさらだったのかもしれません。
ピッチのきれいな箇所を探して、テープロッドを固定。ニールホースやカラーマグネットなどのマーカーをつけて、黒板の設置場所を決めて、周辺に変なものが映らないか確認した後に、シャッターを押す。
時にはマーカーを落としてしまい、手が届かなかったり、狭くて入らなかったり、回収に四苦八苦することもあったりして。
構造物によっては、似たような写真を何枚も撮る必要がありました。 特にRC橋の連続床板などは、似たような鉄筋が何種類もあり、想像するだけでもうんざりしました。