2021.04.06

ISO審査立会にて2

投稿者S.NOZAKI

ISOの審査立会をしていますと、様々な審査員にお会いします。

現場施工の経験豊かな方は、現場の巡回審査時にご自分の経験を交えて審査されますし、計測機器に関して細かい方、協力会社の管理に関して、法規制の順守状況、環境側面の拾い出しに関してなどなど・・・

ほとんどの審査員が前職の経験や得意分野を元にお話をされる方が多く、「少し細かいな・・・」「そこまで規格は言ってないけど・・・」なんて感じる方もいらっしゃいます。

一応、「コンサルの方は審査中の発言は控えて頂き、オブザーバーとして参加してください」 と言われていますが、それでも、我慢出来ない場面もあります。

基本的には、休憩中に審査員の方に「ちょっとよろしいでしょうか。先ほどの・・・」と物申すようにしていますが、私たちコンサルはお客様から依頼され同席しています。

余りにも上から言ってきたり、お客様の手間(書類、確認のタイミングなど)が増えるようなことを言い出す審査員には、その場で意見を言うようにしています。

ある審査員の方に、「コンサルに同席されるのが苦手だ」と聞いたこともありますが、安心感を持って審査を受けるためにコンサルに同席を依頼されるのもありかもしれません。 (もちろん費用はかかりますが。)

また、合わないと思った審査員は次回から拒否しましょう!!
審査費用を払って、好き勝手言われ、仕組み(MS)を重くされ・・・

あくまで審査機関との立場は対等です。 審査員、審査機関の変更は自由です。
会社にとって、または自分たちにとって役立つ受審をし、ISOを継続維持しましょう!!

一覧に戻る