ISOの新規認証コンサルや毎年やってくる維持（再認証）審査準備の支援を担当しております。
お客様によっては審査立会も依頼され対応しています。
審査の中では通常の運用確認としてのヒヤリングや記録確認もありますが、現場や資機材置場の巡回審査もあります。
10年ほど前に新規認証コンサルを行ったユーザー様の資機材置場でのことです。
審査員が資機材置場で、材料やスコップ・携行缶等々の置場にプレートでその名前が貼ってあるのを見て、褒めてらしたのを覚えています。
「このプレートがあれば、急いで現場に持って行って、使い終わったら戻す場所が明確になっていてそこに返せる。だから御社の資機材置場は整理されているのですね。私もいろいろな業者さんへ行っているけれども、戻す場所が解らなくなって、倉庫の前に資機材が積んであるのもよく見るよ」と、おっしゃっていました。
その会社の管理責任者の方は、「うちも作業員が持ち出したものを適当に置いて帰っていくので、プレートを貼って、元の場所に戻すように指導したんですよ」と嬉しそうにおっしゃっていました。
確かに、年間40社近くコンサル対応していますが、そういった工夫をしていらっしゃる業者様の資機材置場は片付いているような・・・
この話を訪問しているユーザー様にもお勧めするのですが、実行出来ている業者は一握り。 参考にされては如何でしょうか。
