トンネル工事は経験工学
もう20年以上前の話になりますが、新幹線延伸のトンネル工事に3年半ほど従事したことがありました。
それまでは、道路構造物、下水処理場、水門などの構造物がメインでしたので、土木技術者としては、トンネル工事を一度は経験してみたいという気持ち(土木屋のロマン?)がありました。
以前、河川工事は経験工学というお話をしましたが、トンネル工事は経験工学の色合いがもっと強いです。
したがって、当初は右も左もわからない状態でしたが、トンネル工事の経験が豊富な先輩が言うには、「通常の土木工事と同じだよ」でした。
